カナダにロンドンという街がある。デトロイトからトロントに行く途中だ。
ちなみに、このロンドンの近くには「テムズ川」が流れている。よっぽどイギリスが懐かしい、イギリスフェチの人達が来たんだろうな。
ロンドンは人口30万人、レストランも多い。その中でちょっと変わったレストランがある。
ハンガリー料理の「ブダペスト」だ。
ベタベタな名前ながら、アメリカ大陸でハンガリー料理をやるなら、「ハンガリー」か「ブダペスト」のどちらかを名前に入れなくては認知されないだろう。
何年か前に食べたときは、東欧料理って、フレンチとかイタリアンなどの所謂「西欧」より、何か色彩感が控えめな印象を受けた。それは、見た目だけでなく味の点も。
でもカツレツ、シチューなどの料理は非常に家庭的なので、ハンガリー生まれの人でなくても、なんとなく郷愁を感じる。
店は、ハンガリー訛りの強い年配の女性が経営していて、私の妻に「ラブリー・レィディー」を連発していた。
カツレツを頼んだが、このおばあさんは、
「このメニュー、精力がつくのよ~」
と、いやらしい目つきで料理を持ってきたことが、私と妻の印象に強く残っている。
おばあちゃんたら、おちゃめなんだから。
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