
典型的なアラビア料理のイメージって、私にはこんな感じ
ミシガンにディアボーンという市がある。フォードの本社あるところとして有名だが、他にアラブ世界以外でアラブ人の人口が世界一多いところでもある。実際に、フセインが拘束された日には、
この地域はかなりの盛り上がりを見せた。窓から星条旗を出して、クラクションを鳴らしなが低速で徘徊する車が何台もつながったり、また公民館のようなところにアラブ人が多く集まったりしていた。マスコミもかなり取材に来ていた。実は私もどんな状況になっているか知りたくて、現場に直行したのだった。
私の住んでいるところはディアボーンから車で30分くらい。アラブ人も結構いる。良く行く近所のデリは、国はわからないがアラブ人がやっているし、アラビア料理のレストランも多い。
アラビア料理の特徴は、羊を多く使うことだ。シシカバブ(串焼き)を始めとし、ラムチョップ(骨付きラム肉を焼いたもの)、生の羊のひき肉に香味野菜やスパイスを混ぜた前菜などのメニューがある。どれも美味だが、生ひき肉の前菜(メニュー名:KIBBEE NAYEE)は特においしい。ぜひしょう油をかけて試して欲しい。実際私はLa Shishというレストランに袋入りのしょう油を持ち込んで、これをやったのだ(お店の人には断った上で)。
羊といえば、アラブ世界では食べる部分は肉だけではない。脳ミソも食べるのだ。漫画の「美味しん坊」で、ふぐの白子に味が似ている、というのを読んで以来私はずっと羊の脳ミソを食べたいと思っていた。ミシガンにはアラブ人が多いので、どこかにないかと探していたところ、「ベイルートパレス」というレバノン料理のチェーン店で見かけた。当然注文した。ふぐの白子は食べたことがないので比較できないが、一般的な魚の白子のようだった。魚でないのでクセがあり臭いも少し気になるが、何とかなる味だ。完食した。
ベイルートパレスは大衆食堂的なところだが、ミシガンのあちこちにある前述のLa Shish(http://www.lashish.com/)は高級店だ。看板だけ見ると、一瞬「寿司屋か?」と思う。

なぜ見間違うか、わかるでしょ
中に入ると店はきれいだし、味も洗練されている。ここ数年知られるようになったテレビ局「アル・ジャジーラ」でニュースを読んでいそうな人たちがサーブしてくれる。前述の「生の羊のひき肉(KIBBEE NAYEE)」はこの店で味わうことができる。レバノンのビールもおいてある。飲みやすい。わたしは小瓶を5本ほど空けたが、それほど二日酔いはしなかった。一説によるとLa ShishはFarmington店(12 Mile Rd&Halsted)が一番美味しいそうだ。
以前カナダのウイニペグの日本食レストランで寿司を食っていたら、隣で飲んでいたアラブ人(国は忘れた)に話しかけられた。「いいか、日本人はアラブ世界というとみな同じだと思っているだろうが、実際にはそれぞれ別なんだ」とその人は話してくれた。実際に違いを誰かに聞いてみたいが、誰にどう聞いたらいいのか、失礼にならないのかわからず、今もわからずじまいである。
Posted by Miopapa at 2004年06月01日 20:18 | トラックバック| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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