
本文にも登場するフォー
昨日、今日とシカゴへ行ってきた。順調に行けば片道5-6時間程度のドライブである。
日本人の数がデトロイトの数倍というシカゴは、さすがに大規模な日本のスーパー、本屋などあって楽しい。
そのシカゴでも、例によって世界の食を探検することにした。
二年前に来たとき、味にあまり感心しなかったチャイナタウンはやめ、シカゴの簡単な観光案内を見て、韓国、ベトナムとのどちらかにすることにした。ここのところ私の日記はチャンポン、ちらし寿司と韓国が続いている。そこで更に韓国料理で畳み掛けたい気持ちもある。しかし、先日仕事でインディアナに行ったときにあったベトナム人の日本風鉄板焼きシェフから、シカゴにはベトナム人が多いことを聞いたことを思いだし、ベトナム料理に決定。
ベトナム料理は日本人にはなじみが少ないが、中国、タイ、フランスなどの影響を受け、世界で最もバリエーションに富んだ料理の一つと言われている。特に、ラーメン好きの日本人にはフォー(PHO)と呼ばれるヌードルスープはたまらない。
妻のナビで到着したベトナム料理屋「Asian Noodle House(844 N Rossele Schaumburg, 847-822-9650)」は、他のベトナム料理やと同じくこじんまりしていたものの、わりと清潔な感じがした。メニューをみて、私は迷わず「生春巻き」「ビーフヌードルスープ」「レッドビーン(あずき)ココナツミルク」の三種類を注文。ベトナム料理屋に行ったときに、いつも頼む三種類だ(ヌードルスープは海鮮ものを頼むときも多いが、この店ではなかった。残念)。どこの店でも同じ物を食べることにより、店の力量が比較しやすくなる。そして妻は、ローストダックヌードルスープだ。
まず春巻き。ベトナム料理店としては平均点な味と言ったところか。ビーフヌードルスープ(写真↓)のスープは牛のダシを上品に取ってある。肉団子には味が良くしみていたし、米粉から作った麺も非常に滑らか。ベトナムのヌードルスープを食べるといつも不思議に思うのは、麺がスープの中で固まっているといか、ほぐれていないのだ。この店も然りだった。

妻のオーダーしたローストダックのヌードルスープ(写真↓)も食べてみる。口に含むと、日本の塩ラーメン系のあっさり味の中に、何かもう一味深い、植物系以外の味がうごめいている。最初はチキン系のスープかと思ったが、確信が持てず店員に聞いてみたところ、魚と野菜のスープだとのこと。具は青菜と骨付きローストダック。麺は「egg noodle(卵麺)」だ。一般的に米の麺よりパサパサしている卵麺だが、この店ではかなり滑らかな仕上がりになっている。

大変美味しく食べることが出来たが、帰り道かかることには幾分の物足りなさを覚えていた。やはり、カナダのベトナム料理と比べてしまっているのだ。ウインザー、グエルフ(Guelph)、キッチナー、トロント、オタワ(以上オンタリオ州)、モントリオール(ケベック州)など、私はカナダのあちこちでベトナム料理店を試しているが、アメリカよりカナダの方が更に透明且つ繊細な味わいなのだ。中華料理でもカナダに行くシェフの方が腕が良いそうだ。恐らく同じことがベトナム料理にも起こっているのだろう。
カナダの中でも一番美味しいのはオタワだ。オタワの中華街の隅っこにあるベトナム料理屋のうち二軒に行ったが、どちらも素晴らしかった。
デトロイトでもDequndre RdやJohn R RdでI696の北側にベトナム料理屋が数軒ある。オタワほどではないが、かなりいける。DearbornのAnnanには行ったことがないものの、人に教えたら「どの料理を頼んでもおいしかった」と非常に感謝された。同店にはヌードルスープはあまりおいていないようだが。
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